ケアの心はすぐ近くに

母がひざの手術をして入院中なので、面会に行ってきました。
帰り際に、ナースステーションの近くでお若い看護師さんが話しかけてくれたのです。
母の故郷近くの出身(北国なんです)で、とても親しみがあると話してくださいました。
母は、25年近く関東に住んでいます。ですがまるで昨日上京してきたような、いまでもはんぱなくご当地言葉なので、第一声話しただけで出身がバレバレです。
「一緒に住んでいるんですか?」
と聞かれて「いえ、弟が母と一緒に住んでいるんですよ」とお伝えしました。
退院後の地域連携まで、考えていただいているようで、安心しました。
そして数分ですが「足の可動域が広がってきているんですよ(足が動くようになってきている)」など、回復具合など話してくださいました。
わたしも確かに看護師でもあるのですが、医療機関で最後に働いたのは30代大学生の頃、准看護師としてのアルバイトです。その後はいわゆる病院の看護師さんとはまた違った、保健師というカテゴリーで働いてきました。
すっ、とあちらから寄り添ってきて、安心できることを和やかに伝えてくれる。
この自然な対応に、ケアの力を感じたのですね。
患者である母のケア。
そして娘であるわたしへの家族ケア。
アア、看護師っていい仕事だな~
わたしも、もし機会があったら(目標にたどり着くまでの間とか)、看護師で働いてみるのもいいかもしれないな。など、ありえなさそうな枠を越えてしまうくらいの看護師という仕事の「ケアの魅力」を感じさせてくれた方でした。
きょうは良い出会いの一日でした。
よきもの、よき人の対応をみて「ああ、いいな」と思ってそこから学ぶこと多し。
それ以外はないんじゃないか。
といってもいいくらいの最近の私です。
よいものは、どんどん模倣します。
わたしも、これからいろんな出会いがあるのだと思います。
もしかしたら、思ってもみなかった仕事にも?出会うかもしれません。ドキドキ。それはいつなのか、どうなるのかはそうなるまではいつもわからないのです。
だからいま、自分の領域でケアの心と実勢引力を育てて、もっか成長出来るよう、カメのように進むのです☺

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