トークイベントから~日本庭園・ランドスケープ

こんにちは。朝晩ヒンヤリの東京です。

今日は仕事帰りに都内のトークイベントに参加して、ランドスケープ(植物や自然の風景をデザインする)の第一線で活躍されている、戸田芳樹先生のお話をかがってきました。

「日本庭園とランドスケープ」をテーマにしたお話ということで、タイトルだけ見ても、聞いてみたくなります。

トークはもちろんのこと、たのしくて時折、特有のユーモアにクスッ、としながら、身を乗り出すようにして聞いたのは、最後の質問時間での戸田先生の応答でした!

その至って深い、まるで深海のように、容易にはたどり着けそうにない博識さを織り交ぜつつも、軽快なお話し。

その語り口と様子は、つい昨夜までレポートで取り組んでいた、山縣有朋の別荘だった京都の庭園「無鄰菴(むりんあん)」の“軽快で躍動的な流れ”のよう。と表現するのは合っているでしょうか?と帰り道、歩きながらひとり反芻して思ってしまいました。

流れ、というのは日本庭園を流れる水の流れのこと。無鄰菴の流れは、とても躍動感があって軽快。と言われているんですよ(4か月前に知った人です😊)

そして、時代の流れによってランドスケープに求められていることも少しづつ変わっていっているということ。いまは、注目的なデザイン性や、とにかく空いたスペースに木を植えておくという時代は過ぎ、その地域や地球環境の中で何が出来るか、といったランドスケープ観が必要になるそうです。

わたしもやがてはバックラウンドを活かせるチームやプロジェクトの一員として、そんなランドスケープに関わってみたい夢は変わりません。そしてほんの少しづつですが、まだぼんやりとした輪郭が具体性を増していってきていると感じています✨

戸田先生の講義や講演のようなトークは今日で2度目でしたが、前回に続いて、しなやかで勉強になりました。

今回は建築学会主催のイベントでした。機会に感謝いたします✨

いまは普段、健康サポートの仕事をしているので、大学以外でもランドスケープを考えることが出来る機会は、とてもうれしいのです。

時々、こうしてよい影響をいただいて、自分の羅針盤を確認する。ブレがあれば整える。という時間は本当に大切だと思うんです。また明日から、進んで行ける原動力になりました😊

🌿noteで東京ガーデンアワード@代々木公園で出会った、「秋の持続可能ガーデン」のこと、書いています。蝶やミツバチも活動中のガーデンは、自然界のいのちの営みをつなぐガーデンそのものだと思いました✨

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